ここで、再びコンサートに関するインフォメーションの後、DVDに関する質問が続きます。
司会「企画製作にも参加した初のプライベートDVDについて、本人から説明をお願いします」
ヴァネス「このDVDは、僕のパーソナリティをより理解していただけるものになっています。オフステージでの僕の姿もご覧になれます。特に感動したのは子どもたち。ダンスシーンはすごいですよ。子どもたちのダンスに対する情熱を見て、僕ももっと頑張ろうと思いました。あんなに若いのに、ほんとうに素晴らしいんです。ダンスを見るだけでもいい映像だし、製作中も楽しかった。機会があれば、またやりたいです」
ここで、そのDVDのハイライト映像が上映されました。ヴァネスが感動したという、子どもたちとのダンスシーンもあり、子どもたちとの楽しそうなやりとりの風景も流れました。
司会「子どもたちは5〜6歳くらいですか?」
ヴァネス「そうです。彼らのダンスには驚きました。一番下の子は4歳でしたが、すごくよかったです」
司会「撮影は大阪で?」
ヴァネス「はい大阪です。とてもいい気分でした。外国なので言葉の障害は当然ありますが、少しでも日本の方たちと近い場所で作品を作りたかったので、この機会には喜んで飛びつきました」
尚、このDVDには昨年のコンサートのリハーサル風景も納められているということで、ファンの皆さんから拍手が起こりました。
司会「一番の見所は?」
ヴァネス「繰り返しになりますが、いつも皆さんは僕がステージの上で歌ったり踊ったりしている姿を見ることが多いでしょう。テレビに出てちょっとリラックスしている様子とか。でも、字幕が付いてませんよね。このDVDでは、最初から最後まで日本語の字幕がついていますし、子どもの頃のことや、どうやって成長していったかなどをいろいろ語っているので、僕のことをより知っていただけると思います」
司会「台湾観光キャラクターにもなっていらっしゃるので、台湾のおすすめスポットや好きな食べ物を教えてください」
ヴァネス「行くべき場所は…ヴィックの家がいつも楽しいですよ(笑)」
これにはファンも記者たちも大ウケの大爆笑。
ヴァネス「皆さん、宣蘭へ行ってください(笑)。その他にも、ビーチがあります。南部の田舎、墾丁はお薦めです。台北には101というすごい高層ビルがあり、そこからの眺めは素晴らしいのでぜひ行ってください。個人的に一番好きなのは、夜市です。今は昔ほど頻繁には行ってませんが、食べ物は安くておいしいし、ゲームなんかもあって楽しいです」
司会「台湾でのヴァネスさんの出没スポットは?」(歓声)
ヴァネス「普段は…あまり台湾にいないんです(笑)。いつも飛行機に乗って、仕事でいろんな国へ行っているので。昨年は香港、韓国、そして日本でライブ。今年の初めは…先月は1ヶ月ほど台湾にいましたが、プロモーションで日本に来て戻って、また来てますし…。いつも旅ばかりなんですが、もし台湾にいるとしたら、ジムで会えるでしょう(笑)」
ここで司会者の方が、Tシャツの間から見えるヴァネスの筋肉を見て絶賛。「すごいですねえ。僕のお腹と大違いですよ」に「ナニイッテルノ(笑)」と日本語で突っ込んでました(笑)。そして、やっと質疑応答タイムへ。
以下、取材記者との質疑応答
●今回のコンサートのコンセプトは昨年よりどんな風に進化していますか? 見所も具体的に教えてください。
ヴァネス「新譜がリリースされた後なので、自分の歌がたくさんあります。前回は他のアーティストの歌をたくさん歌いましたが、今回は自分の歌をたくさん歌うでしょう。あまりネタばらしはしたくないんですが(笑)、とにかく見応えのあるものになるはず。音楽的にもアレンジしたり、いろいろと付け加えていますし、演出面でもより劇的なものになるでしょう」
●7月のライブ後の予定を教えてください。
ヴァネス「コンサートの後は、すぐに中国へ行ってTVドラマの撮影に入ります。韓国のパク・ジウンさんとの共演で、『オペラ座の怪人』のような物語です。日本に来る前にも中国に行きますが、映画『三國.見龍卸甲』にカメオ出演することになっています。主演はアンディ・ラウで、アクション監督はサモ・ハンです」
●腹筋が8つに割れていますが、ほんとうは10個くらいあるのでは? その腹筋を保つ秘訣を教えてください。
ヴァネス「コンサートのために10個にしてみます。フフフ(笑)。特に秘訣はありません。ただひたすら頑張って鍛え、ダイエットをすること。誰もがやっていることです。若い頃はブヨブヨだったから(笑)」(場内笑)
司会「週に何回くらいやるんですか?」
ヴァネス「6回です。今日もこの仕事が終わったら、エクササイズをやります」
司会「外国でもやるんですね! 僕だったら絶対やらないですよ」
ヴァネス「ブヨブヨになりたくないから(笑)」
「笑っていいとも」でも言っていましたが、昨年のコンサートゲスト、ニッキーさんのブヨブヨ発言以来、ブヨブヨが定着しているようですね(笑)。
●ご自分で作られた会社についてと、3月の会見ではF3をキャスティングしたいとおっしゃってましたが、今後どんなことをしたいか教えてください。
ヴァネス「友人のエリックとジミー・ハンの3人で、映画製作会社を作りました。ジミーはサモ・ハンの息子です。映画製作会社を作ったのは自分たちがやりたいもの、若い世代の違ったスタイルのものを作りたかったからです。今、小さなプロジェクトが始まっていて、僕のアルバムの2本目のMVはジミー・ハンが監督して作る予定です。ストーリーはできあがっていて、脚本とキャスティングを進めているところです。時間があれば、F3もきっと参加してくれるでしょう」
●日本の田中光敏監督との仕事はいかがでしたか?
ヴァネス「DVDの製作時は、日本のスタッフの方たちがとてもプロフェッショナルで、仕事がやりやすかったです。言葉の壁も感じませんでしたし、ダンスパートでは僕のアイデアも聞いてくれて、監督とのアイデア交換もスムーズでした。将来また、DVDや映画などでお仕事ができれば、とても光栄に思います」
以上で質疑応答は終了。その後、フォトセッションを経て、楽しいライブ・ショーケースも幕となりました。すでに日本盤新譜、プライベートDVDと発売になり、ファンの皆さんは7月のコンサートを心待ちにしていることでしょう。今回は自分の歌を中心に、ダンスにこだわった「見せる」ステージになる、と語っていたヴァネス。一体どんなダンスと演出を見せてくれるのか、7月が楽しみですね。
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