台北の風を感じる穴場スポット
2006年4月16日
台北にしばらく滞在すると、バイクの多さと、車の運転の荒さに少し疲れを感じることがあるかもしれません。そんなときにお勧めなのが、意外に近いけれども観光客にはあまり知られていない河辺の公園です。
淡水河(2004年12月紹介)や、その対岸にあたる八里(2004年11月紹介)を中心とした公園や観光スポットまで行かなくても、台北街中でも爽やかな川風を感じることができる場所がいくつかあります。
民生西路を西に向けて進むと、台北市内を流れる淡水河とのつきあたりに、堤防に入口が設けられており、河辺へとでることができます。
ここには、数は少ないですが淡水方面への遊覧船も出ている小さなハーバーがあり、夕陽の鑑賞スポットとしても密かに人気があります。また、カフェと駐車場、サイクリングロード、ちょっとしたグラウンド等も完備されているので、休日を楽しむ地元の家族連れやカップルがたくさんいます。
さらにこの河辺を上流(西門町方面)へ歩いていくと、野鳥の自然保護区になっており、散策がてらに緑の湿地帯と様々な鳥の鳴き声を楽しむことができます。
逆に下流方面に行くと、ひたすら静かなサイクリング&散策ロードが続いており、健康のためにマラソンをする人や、静寂を求めたカップル、対岸の夜景や夕陽を狙いに来たカメラマンたちがそれぞれ自分の世界に浸って楽しんでいます。
もう一つの河辺の公園は、国内線である松山空港の裏手に広がっている大佳河濱公園です。ここは基隆河の河辺公園で、対岸の西の方にグランドホテルを望みます。ここにももちろんサイクリングロード、駐車場やカフェが完備されています。
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