司会「どんな手品を見せてくれたんですか?」
ここで場内から手品やって欲しい拍手コールが。
鈴木「手品は…」
ジェイが前へ出てきます。
司会「この場でできるんですか? お? じゃ、よろしくお願いします!」
場内を見渡して、手品のお相手を探すジェイ。すぐ目の前の女性カメラマンを指さして
ジェイ「ドウゾ。ドウゾ。ドウゾ、デテクダサイ。」
司会に促されるも、さすがにお仕事中のカメラマン女史は固辞したため、結局、杏ちゃんが手品のお相手をすることに。準備するジェイに、会場から「加油!(がんばって!)」の声が飛びます。はずした指輪を手に、何度か手にあることを確認した上で、杏ちゃんの髪の上に載せようとすると、あら不思議! 指輪が消滅! 両手も空っぽ。
司会「すごい! 拍手!」(場内拍手)
あまりの早業に場内もびっくりしています。皆が不思議そうに眺めているところへ、体のあちこちを探り、上着も脱いで「ナイ」と見せた上で、お尻のポケット(だったと記憶)から指輪が! いつの間に? さらにそれを、場内のファンに投げて皆びっくり。ファンは大喜びで拍手喝采となりました。
ここから質問に戻ります。
司会「エディソンさんは、隣にいるアンソニー・ウォンさんとは親しく、尊敬もしているそうですが、今回はなにかアドバイスをいただきましたか?」
エディソン「撮影の時は、特にアドバイスはありませんでした。アンソニーはジェイとのシーンが多かったので。撮影する前に、かなりいろんなアドバイスをもらいました」
この「かなりいろんな」の部分で「ガウ」の広東語発音をアンソニーにチェック&アドバイスされ、言い直していました。広東語のわかるファンにはうけておりました。
司会「この映画の見どころは?」
エディソン「これだけの人たちがいるというのが見どころです」
司会「ショーンさんはこの中で一番運転がうまいそうですが、ご自身からみた自分のドライビング・テクニックは?」
ショーン「ジェイ・チョウが一番よくなかったですね。車にぶつかってしまいましたから」
普段は優等生イメージの強いショーンですが、今回はやたらとジェイに絡んでます(笑)。それほど仲がいいのでしょう。
司会「エディソン・チャンさんはいかがでしたか?」
ショーン「一番です」
司会「この映画の見どころは?」
ショーン「まず、ドリフト走行ですね。ドリフトのシーンはとても素敵だと思います。それに私たち俳優陣と監督の力を結集してできた作品なので、必ず失望しないと思います。ぜひ、日本の皆さんに観ていただきたいと思います。」
そしていよいよ、和服のアンソニー・ウォンさんへ。
司会「まず、着物を着ていただいてありがとうございます」
ここでアンソニーが着物を提供してくれた会場の友人にお礼を述べる。場内も拍手喝采。
司会「日本の原作の映画化ということで、役作りで気をつけた点は?」
アンソニー「残念ながら、この役をやっている時は和服は着ていませんでした」(場内笑)
司会「車の運転が非常にうまい文太役でしたが、ご自身の運転はいかがですか?」
チャップマン「あまりうまくないよ」
アンソニー「チャップマンが代わって答えてくれましたが、実際かなりひどいようです」
司会「この映画の見どころは?」
アンソニー「どのシーンが一番見どころかというのはありません。映画全体が見どころです」(場内拍手)
司会「チャップマン・トウさんは今回もコミカルな役どころでしたが、何か気をつかった点は?」
チャップマン「いっぱい食べて太るようにしたことです」(場内笑)
司会「日本での撮影で面白かったことや体験してよかったことはありますか?」
チャップマン「食べ物がいっぱいあったことです」
アンソニー「僕は証明できます。こいつは、昼の2時から夜の10時過ぎまでずっと鍋を食べてました」(場内爆笑)
司会「一番お気に入りの日本料理は何でしたか?」
チャップマン「牛肉です。日本の牛に恐れられると思います」
司会「この映画の魅力は?」
チャップマン「いろいろありますが、一番面白いのは、アンソニーが日本人の役をやっているところです。(場内爆笑)すごく合ってると思いませんか?」(拍手喝采)
と、司会者を困らせる二人の愉快なトークでした。
司会「最後に監督とジェイ・チョウさんからメッセージをお願いします」
ジェイ「まず日本に来て、こんなに多くの観客の皆さんがこの映画を観に来てくれたことをとてもうれしく思っています。皆さんがこの映画を気に入ってくれることを祈っています」
監督「この映画は日本のコミックを原作にした非常に特別な作品ですので、製作者も出演者も一生懸命作りました。ぜひ、皆さんに気に入っていただけたらと思います」
司会「ありがとうございました」
その後のフォトセッションで舞台挨拶は終了。前日の涼しさとはうって変わって、蒸し暑い日だったため、ライトのあたるステージはかなり暑かった模様。質問と答えがかみ合わなかったり、回答がはぐらかされてたり…というのもありましたが、決して意地悪ではなくて、皆リラックスして楽しんでいる様子が伝わって来ました。ほんとうに、ファンからの歓迎がうれしかったようでした。
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