妹のメロディを紹介するヴァネス
(photo:依田裕章/写真提供:Sony Music Japan International)
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2度目のソロ・コンサート
V.DUBB My Kingdom
2007.7.13
東京国際フォーラム ホールA
(有楽町)
昨年7月に続いて、2度目のソロコンサートを日本で実現させたヴァネス・ウー。ちょうど1年を経て、コンサート経験も積んだヴァネスの新しいステージはどんなものになるのか、期待を胸に東京国際フォーラムへでかけました。
オープニング。まず、ステージ左右にあるスクリーンで、コンサートのメイキング風な映像が流れ、クレジットと共にスタッフを紹介していきます。ステージの方はというと、幻想的なライティングで原始的なムードを演出。そこへ、V.DUBBのロゴマークがデザインされた椅子に座って、ヴァネスが登場。腰に白い布を巻き、羽のようなアイマスクを付けて、魔術師のような出立ちです。
ステージ前には、人形のように静止したダンサーたちがスタンバイしており、ヴァネスが手でネジを回したり、息を吹き掛けたりすると、一人ずつ動き出すという趣向。これから僕のダンスの世界が始まるよ、というヴァネスらしい演出になっていました。
続いて、妖精のような女性が登場して笛を吹きます。ヴァネスがアイマスクをはずすと、観客席から大歓声が。「Never Let You Go」を歌い踊り、次はマリオネット風ダンスで「我討厭我自身」。上着を脱いで、お馴染みのノースリーブ姿を披露した後は、たて笛を吹く女性が登場。ダンスが始まって「零時差」。
ミュージカルのような演出で3曲続いた後、最初のMCタイムへ。「TOKIO! 久しぶり! 2階、元気ですか? 後ろ、元気ですか? Welcome to my kingdom. Anything is possible. リラックスしてね。Enjoy the show. I promise you. You never forget tonight.」と日本語混じりで、忘れがたい夜になることをアピールします。
ヴァネスが引っ込んだ後で、次のショーへ。バレエダンサー風の女性が登場して、アクロバティックなダンスをソロで踊ります。続いてヴァネスが登場し、「如果」とダンスのデュエット。歌い終って「誰ですか?」とヴァネス。実はこの女性、ヴァネスの妹のメロディさん。後の記者会見で語っていましたが、この日のために、泣きながら練習をしたということでした。初日のせいか、やや固い印象でしたが、後の公演ではうまく踊れたのではないでしょうか。「I'm very proud of her. すごいでしょ?」と、妹思いのヴァネスでした。
続く「放手」では、ファンが左右に振るライトを見て「Nice!」。失恋の歌を歌った後は、パーティで気分を変えようと、ダンサーたちが登場して「Friday Night」。盛り上がります。「TOKI・O!アイシテル!」でヴァネスが引っ込んだ後は、最初のゲストが登場。
ステージに現れたのは、Tensionのメンバーで、ヴァネスの親友でもあるジミー・ハン。あのサモ・ハンの息子さんです。ジーンズに白いTシャツとシンプルな服装のジミーは、やや緊張しつつ「My Story」を披露。その後で、ヴァネスがやって来て、一緒に「Every Time I Close My Eyes」。途中から、もう一人のゲスト、お馴染みのニッキー・リーが加わり、場内から大歓声が。さすがに、歌が締まります。(続きを読む)
続きを読む P1 > P2 ▼公演終了後記者会見
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