左よりレオン・ライ、チャン・ツィイー、安藤政信
(トンボのついたドレスはアルマーニです)
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2009.2.25 新宿ピカデリー(新宿)
公開を間近に控え、主演のレオン・ライとチャン・ツィイー、安藤政信を迎えて、プレミア試写会で舞台挨拶が行われました。主演の2人は約2年ぶりの来日、安藤くんは2年ぶりの映画出演。3人とも満席の観客を前に笑顔がこぼれ、話も弾んだ模様。充実した内容の舞台挨拶となりました。
レオン「コンバンハ。『梅蘭芳』をご覧になるために、わざわざお出で頂きありがとうございます」
チャン「ミナサン、コンバンハ。(英語で)この映画を気に入っていただけたらと思います。楽しんでください」
安藤「皆さん、こんにちは。僕が出る映画は2年ぶりくらいなんですが、ほんとうに久々の仕事でとてもうれしく思っています」
司会「日本のファンの皆さんがたくさんかけつけていますが、久しぶりに日本に来た感想はいかがですか?」
レオン「とてもうれしいです。歌のファンの方や映画ファンの皆さんなど、顔見知りの方もたくさんいらっしゃるようで…ときどきお会いしてますよね? 初めてお会いする方もたくさんいらっしゃいますが、とにかくこの映画は期待できる作品ですので、ご覧になっていい経験をしていただけたらと思います」
チャン「出演した映画は毎回上映していただいているので、皆さんとお会いする機会には恵まれていて、とてもうれしいです。たしか前回は『女帝/エンペラー』の時で、2年ぶりの来日ですが、とにかく、皆さんからの応援や支持は私たち役者にとってとても励みになります。これからもいい映画が作れるよう頑張ります」
司会「ベルリン国際映画祭に行かれた感想はいかがですか?」
安藤「海外の映画祭のコンペティション部門に参加したのは初めてなので、とても感動しましたし、ずっと高揚感を持ってベルリンに滞在していました。チェン・カイコーという素晴らしい監督と出会えたことに、とても感謝していますし、アジアの2人(レオン&チャン)と同じ映画で出会えたことに感謝しています」
チャン「実はベルリン国際映画祭に初めて参加したのは10年前で、デビュー作『初恋のきた道』でした。今回は10年ぶりにベルリンに行ったのですが、とても特別な感じがしました。とにかく寒くて、とても寒いベルリンでした」
レオン「僕も同じで、10年前に『ラヴソング』で初めてベルリン国際映画祭に行きました。ベルリンはとても寒かったのですが、いいこともありました。ツィイーがとても美しいイブニング・ドレスを着ていて、こういう姿は滅多に見ることができませんからね。それから飛行機に乗って、安藤さんと美味しいドイツビールで乾杯しました」
司会「梅蘭芳という中国の伝説的名優を演じてみていかがでしたか?」
レオン「映画を撮影する過程でたくさんのことを学びました。僕は北京で生まれて、幼い頃に香港へ移住し、それからイギリスに留学。そして歌手になりました。そういう意味で、中国にいた時は知らなかったことを、香港やイギリスで学んだわけです。中国文化に関しては、よくわかっていないこともあったのですが、今回の出演で、中国のエンターテインメント産業がどのように生まれて、どのように変化し、今日の映画館のようなものが生まれたのかを、いろいろ学びました。また、京劇という中国文化の中でも国粋といわれる部分を実体験することができました。人間てこんなものですよね。日々が勉強で努力。監督からもたくさんのことを学びました。このような素晴らしいスタッフや役者の皆さんと一緒に、素晴らしい映画を作ることができて、ほんとうに光栄に思っています」
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