公開直前に来日した主演のハン・ヒョジュ(細い!)
2016.1.14 ニッショーホール
1月22日より絶賛公開中の『ビューティー・インサイド』。公開直前の14日、ニッショーホール(虎ノ門)にて主演のハン・ヒョジュを迎えての来日イベント試写会が開かれましたので、ご紹介します。ドラマ「春のワルツ」や「トンイ」に出演し、2014年には日本映画にも出演するなど、日本でも人気の高いハン・ヒョジュ。日本語も勉強中のようで、試写会前の舞台挨拶では日本語でもたくさん話してくれました。 *以下、日本語は(日)、韓国語は(韓)
ヒョジュ「(日)皆さん、こんばんは。『ビューティー・インサイド』でイス役を演じたハン・ヒョジュです。こんなに(たくさんの方に)出会えて、ほんとにうれしいです。今夜、楽しんでください」(拍手)
司会「この作品を最初にご覧になった時、どのような感想を持ちましたか?」
ヒョジュ「(韓)とてもきれいな映画ができあがったと思いました。この映画が伝えようとしている物語、ストーリー自体もとてもきれいだし、映像もきれいだし、音楽もとてもいいです。大勢の俳優さんが出演していますが、皆さんとても格好よくて、素敵で、美しい方たちばかりなんです。全体的にほんとうに美しい映画という印象でした」
司会「この作品はとても変わっていて、男性主人公のウジンは、目が覚めると外見が変わってしまうという設定なんです。ですからヒョジュさんは、シーンごとに相手の俳優さんが変わるんですね。演じる上で大変だったのでは?」
ヒョジュ「(韓)1つの作品で、これほど大勢の素晴らしい、素敵な俳優さんたちとお会いできるのは光栄でした。こんな機会はもう2度とないと思うので、大変というよりは、毎日新しい俳優さんを迎える気持ちでいました。もちろん、まだ馴染んでいなかったり、ぎこちないところもありましたが、私にとってはそのすべてが大切な経験になりました。だから、1つも逃さず楽しみたい、という気持ちで撮影に臨んでいました」
司会「ウジン役の俳優さんがたくさん出演されますが、イスとウジンで息がぴったり合うなあと思った俳優さんは?」
ヒョジュ「(日)選びづらいです。ほんとに難しいですけど、パク・ソジュンさんもよかったし、上野樹里さんもよかったし…みんな、よかったです(笑)」
司会「それは、ご覧になった皆さんに選んでいただいた方がいいですね」
ヒョジュ「ぜひ、そうしてください」
司会「印象的なシーンとして、映画の中でヒョジュさんがお寿司を食べるシーンがあります。とっても美味しそうに食べていますが、日本食はよく食べるのですか?」
ヒョジュ「(日)はい。よく食べます」
司会「どんなものが好きですか?」
ヒョジュ「(日)う〜ん…(ちょっと考えて)なんか、納豆と、梅干し…ハチミツ梅干しと、焼き魚と、おろしと(「ダイコンおろし?」「はい」)とろろと、そんなのを好き」
司会「まさに絵に描いたような日本の朝食が出て来ました。ヘルシーなものが、やはりお好きなんですね」
ヒョジュ「(日)日本の朝食、大好き」
司会「だそうです。日本といえば、この作品では日本から上野樹里さんが出演されています。上野さんとの共演はどうでしたか?」
ヒョジュ「(韓)上野樹里さんとはぜひ一度共演してみたいと思っていたので、それがかなってほんとうにうれしかったです。そして、あらためて凄い、素晴らしい女優さんだなと思いました。上野さんはほんとうにたくさんのことを準備して、ウジン役に臨んでくださいましたが、上野さんが作ってくださったウジンが、この映画全体に、そしてイスにとっても、たくさんの影響を与えてくれました。その意味でも、ほんとうにありがたく思っていました。監督と話す時も、いつも『上野さんはやはり、さすがに素晴らしい女優さんですね』と言ってました。ほんとうに感謝しています」
司会「ヒョジュさんは日本語がとてもお上手なんですが、上野さんとも日本語で会話したのですか?」
ヒョジュ「(日)はい。日本語で話したり、上野樹里さんも韓国語を勉強してて、韓国語もしゃべったりしました」
司会「また、共演できる機会があるといいですね」
ヒョジュ「(日)そうですね」
司会「ヒョジュさんも日本語のお勉強を頑張ってください」
ヒョジュ「(日)がんばります!」
ここでフォトセッションが入り、最後にファンの皆さんにメッセージ。
ヒョジュ「(韓)映画『ビューティー・インサイド』で皆さんにご挨拶できて、ほんとうにうれしく思っています。この映画は冬にぴったり合う映画なので、ぜひ楽しんでご覧ください。そして、愛についてあらためて考える時間になればうれしいです。(日)あけまして、おめでとうございます。『ビューティー・インサイド』を楽しんでください。幸せでいてください。また会いましょう。ありがとうございます」
韓国での公開は夏でしたが、まさに冬にぴったりの心温まる作品です。人を好きになるというのはどういうことなのか、映画をご覧になった後で、愛についてのいろんな感情が湧いて来ることでしょう。ぜひ、大切な人のことを思いながら、この映画に浸ってください。
▼「ビューティー・インサイド」作品紹介
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