2012年4月4日:時の人、アウンサンスーチーさんの家族愛の物語が公開に!
(C)2011 EuropaCorp, Left Bank Pictures, France 2 Cinema
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今月1日のミャンマー議会補欠選挙で圧倒的勝利に輝いたのが、アウンサンスーチーさん率いるNLD(国民民主連盟)。スーチーさんといえば、長い間、軍事政権によって自宅に軟禁生活を余儀なくされながらも、世界的に支持を受けている平和的女性革命家というイメージが強いですが、そんなスーチーさんにイギリス人の夫と息子2人がいることはあまり知られていません。スーチーさんの活動を長い間、イギリスとミャンマーに離れ離れになりながら支えてきた大学教授の夫と息子たち。その家族愛と絆にスポットをあて、妻として、母としてのスーチーさんの苦悩を描いたのが『The Lady ひき裂かれた愛』です。
スーチーさんを演じているのは、女性アクションスターとして国際的に活躍するミシェル・ヨー。本作はそのミシェルがレベッカ・フレインの脚本と出会い、友人でもあるリュック・ベッソンに映画製作を持ちかけたことから映画化が実現しました。しかも、最近は監督業から離れ、プロデューサーに徹していたリュック・ベッソン自らが監督をかって出たという力作。その流麗な映像は、さすが『グランブルー』『レオン』の監督。音楽も相棒のエリック・セラが担当し、これまでにない題材でありながら、リュック・ベッソンらしい映画として仕上がっています。
さらに特筆すべきは、スーチーさんとは似てないんじゃない?と思われたミシェルが、メイクから仕種から話し方まで、すっかりスーチーさんになり切っていること! いや、驚きました。これはまるで、ホンモノのスーチーさんと思えるほどの熱演です。夫のマイケル・アリスを演じるデヴィッド・シューリスも素晴らしく、また2人の息子たちも印象的。この家族の献身的な愛があればこそ、スーチーさんは凛としていられたのでしょう。最愛の夫の最期を看取れず、息子たちともひき裂かれたままだと思うと胸が傷みますが、これからの活躍で状況が好転することを祈らずにはいられません。
本作は今年2月にベルリンで開催されたCinema For Peace Award で、国際人権賞(リュック・ベッソン)を受賞。ミシェル・ヨーも多数の女優賞にノミネート。惜しくも受賞は逃しましたが、3月にレジョン・ドヌール勲章を受けています。ベルリンではアンジェリーナ・ジョリーも感激したという本作。日本公開は7月21日から、角川シネマ有楽町他で全国ロードショー予定です。ぜひ、ご覧ください!( ▼公式サイト)
2012年3月6日:今週末公開『超能力者』で衣装展も開催!
(C)2010 United Pictures & ZIP CINEMA.
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つぶやきに写真がなくてさびしいので、今週末公開予定の2大イケメン話題作『超能力者』の衣装展をご紹介します。今回展示されるのは、カン・ドンウォンとコ・スが映画で着用した衣装たち。スラリとしたモデル出身のカン・ドンウォンは役柄上目立たない服装ということで、シンプルなコーディネート。また、ダビデのようなコ・スも地味な労働者風の衣装となっていますが、この2人が着るとやっぱりカッコイイですね! 展示は公開に合わせて、3/10からシネマート新宿、3/17よりシネマート心斎橋にて。さらに、映画で孤独なチョインが作って遊んでいたフィギュア人形がホテル日航大阪で限定展示されます。
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2012年3月5日:ジェリーはボケがうまくなっていた!
バレンタインも過ぎ、ホワイトデーが迫っている(?)3月4日、日曜日の午後。「ジェリー・イェン ファン・ミーティング2012」に行ってまいりました。ジェリーのファンミといえば、2009年8月以来の約2年半ぶり。(前回のファンミ&イベントの模様はこちらをどうぞ!)今回の会場は東京 Dome City Hall で、司会は前回と同じ赤平大さん、通訳もお馴じみのサミュエル周さんと懐かしい顔ぶれが揃い、とてもアットホームな雰囲気でした。赤平さん曰く「ゆるゆる進行でいきましょう!」でも無問題。ステージは様々なハートマークで飾られていたのですが、これはバレンタインにファンからたくさんのプレゼントをもらったジェリーからのホワイトデー・プレゼントという趣向。久しぶりにファンの前に登場したジェリーは、いつもの人なつこい笑顔はそのまま、今撮影中の映画(『花漾』監督:ゼロ・チョウ)で海賊役を演じているため、お口の周りにうっすらとおヒゲが生えていました。
ちょうど2時間のファンミーティングの中味は主にトークで進行。ファンからの質問コーナーあり。ジェリーからファンへの質問コーナーあり。さらに、ジェリーの貴重な私物やお手製クッキー(作る様子も上映!)プレゼント争奪戦ありと、まさにファンミらしいファンとの交流にポイントを置いた内容でした。赤平さんとの掛け合いにもすっかり慣れてきた様子で、「今日は秘密のプレゼントがあります…でも、忘れてきた」と赤平さんのツッコミにボケてみたり、ファンとのトークで自分のことを「仔仔です」と言ってみたりと、ボケやジョークがうまくなっていました。また、今まで演じた役で一番自分に近いのは「道明寺」とファンにはうれしいお答えも。ドラマ「君には絶対恋してない!」で Ella と共演して以来、明るくなった印象のジェリー。6月からDATVで放送予定の「華麗なる遺産〜燦爛人生〜」(*6/6より毎週水曜21:00-)でも、コミカルな役柄を楽しんだとのこと。この2年間での成長ぶりが今撮影中の映画での演技に現れているそうなので、映画の完成が楽しみです。
そして最後には歌を1曲披露。「あり余るほどの自由」を歌ってくれました。(ちなみに、自分の歌で一番好きなのは「一公尺」とか)1曲では物足らないので、早くコンサートをしたいとも。さらに、ジェリーからファンへ日本語での長いメッセージ朗読があり、ファンミは終了しました。残念ながら、今回は撮影NGだったので写真がありませんが、公式フォトが入手できたら追加アップいたしますね。今回のファンミの様子は5/11の22時から、さらに来日密着ドキュメント特番が5/17の22時半から2回に分けてDATVで放映予定となっていますので、ファンの皆さんはお楽しみに!
*公式フォトが届いたので特集ページに更新アップしました。こちらをどうぞ!(3/8)
2012年2月29日:あと少しです!
今年は注目の新作が目白押し&香港映画祭もある!ということで、気合を入れて「第7回大阪アジアン映画祭」をご紹介しようとしておりますが、作品数があまりに多くて手間取っております(@@)。TIFF並にご紹介しようと思っているのですが…。なんとか今夜には半分でもアップしたいと思っております。その後で、音楽関係の特集もご紹介予定です。今年は健康第一、ということで焦らずやります。今、雨が降ってる夜中なんですが、朝には雪になるんだろうか…ぶるぶる。4年に1度のうるう29日。
2012年2月17日:パソコンは復活したけれど…
更新宣言しておきながら、遅れてすみません。パソコンは無事、バレンタインの14日に納品されて、ちゃんと動作するようになったのですが、実は荷物整理が大変で時間が取れませんでした。今もまだ、溜め込んだ書類やら資料、本、MDや円盤類、写真などの山に埋もれています。実は床に問題があってリフォームをしてもらったため、そのための搬出&搬入でバタバタしておりました。壊れたのは身体とパソコンだけではなかったのです(T.T)。まあ、そのせいで具合がわるくなっていたのですが。とにかく、床も直り模様替えもして、前よりいい感じになりそうです。なにより、作業中は爆音を放っていたパソコンが静かになったので、仕事もサクサクできそう。
ということで、今日はパソコン修理でお世話になったルキテックさんをご紹介します。アジコのパソコンはマックユーザーの中では悪名高い、Power Mac G4 MDD という機種。壊れたといっても起動しないだけだったので、スイッチのとこを修理するか交換すればいいんでないの?と思っていたのですが、なにせ古い機種なのでメーカーサポートはすでに終了。パーツもないので、やむなく最新の Mac mini を買おうかと迷ったのですが、本体はともかくソフトがバカ高いので仕事にならない。
そこでiPadを駆使して検索しまくった結果、MDDの電源ユニット交換修理に強〜い味方を発見したのでした。しかも、親切丁寧で安い! さらに、大阪の会社なんですが送料は片道負担だし、修理が終わったら中味をきれいにお掃除して返送してくれます。なんとスバラシイ! さすが、浪花の商人ですわ。結果、長年まるで掃除機のようにうるさい音を我慢して使っていたパソコンが、嘘のように静かになったのでした。騒音の元であるファンにグリースを塗っていただいたようなのですが、それだけでこんなに静かになるとは!(夏も静かでありますように)
そんなわけで、パソコン修理で困っている方にはルキテックさんを強力推薦したいと思います。ホームページからもその誠実さがわかりますので、興味のある方はぜひ訪問してみてください。もちろん、MacモWindowsもOKです。日本全国対応、分割払いもできます。 *ルキテック公式サイト http://www.rukitech.net
2012年2月6日:もう少しです!
いったん復活したパソコンでしたが、今度はディスクを入れるトレイが動かなくなりまして(もう寿命なんですね)再び交換修理に出すことにしました。なので、急ぎ映画紹介のトップページのみ更新いたしました。それぞれの作品紹介ページは後からぼちぼち…ということで、今後は新作を優先してご紹介していきます。ということで、パソコンは明日から入院。再度復活するのは14日頃の予定。またしばらくお休みしますが、緊急特ダネがあったらiPadから更新しますね。
2012年1月22日:音楽情報アレコレ
ちょっとご無沙汰している内に、すっかり寒くなりましたね。東京はみぞれ混じりの雨模様ですが、皆様のところはいかがでしょう? さて、今日は音楽情報をいくつかご紹介。
まずは台湾から。若手新ユニットJPMが25日の日本デビューに伴って、Shibuya AX にてお披露目ファンミ&ライブを開催。JPMとは、Jay、Prince、Modi の略称。と書くとおわかりのように、元 Lollipop の Jay こと小傑(ブライアン・リャオ)、Prince こと王子(プリンス・チウ)、そして Prince の実弟で元 Chok7 の Modi こと毛弟(モディ・チウ=『九月に降る風』の彼)の3人で結成された新ユニットです。台湾でのデビュー盤「MOONWALK」がソニーミュージックより今月25日に発売。そして、来月2月19日に来日ステージを披露してくれます。公式サイトはこちら。
お次は、飛輪海のアーロン。桃の節句の3月3日にラフォーレミュージアム六本木にてファンミーティングを開催。こちらは昼と夜の2回公演となっています。公式サイトはこちら。一般発売は29日から。そして、翌日はおひさしぶり〜のジェリー・イェン。3月4日に Tokyo Dome City Hall (旧JCB ホール)にてファンミーティングを開催。一般発売の予定はまだ未定ですが、公式ファンクラブにて先行発売があるので、こちらをチェックしてください。
ジェリーといえば、ドラマ「我的燦爛人生」が好評でしたが、そのオリジナルの韓国ドラマ「華麗なる遺産」で主演したイ・スンギも実は歌手。来る29日に東京国際フォーラムにて、ソロコンサートが開催されます。チケットは早々に完売していましたが、追加席が発売になっていますので、興味のある方はチケットぴあなどをチェックしてください。
最後に朗報でございます! アジコのパソコンが近々復活しそうです。そのお話はいずれ、また (^-^)/
2012年1月14日:帰って来まして初更新
週末なので公開映画情報のところをちょびっと更新しました。このくらいなら、i-Padからでもできるかな? 後、新作映画のリンク情報も追加しています。昨日は3月公開予定の『青い塩』の試写を観たのですが、その時にいただいたチラシではコン・ユ主演の『トガニ』(実在の事件を告発した衝撃の問題作)も今夏公開が控えているようです。さて、『青い塩』ですが、主演はソン・ガンホと期待の新人女優シン・セギョン。引退してシェフを目指す黒社会の大ボスと、その彼を監視するために近づいた元射撃の名手という若い女性との1つの愛の形を描いた作品です。監督はあの『イルマーレ』のイ・ヒョンスン。11年ぶりの新作は料理に使う塩をスパイスに、ブルーを基調とした映像も美しく、血みどろの世界に思いがけず芽生えた男女の暖かい交流が綴られていきます。最後まで目が離せませんよ。非情なスナイパー役でキム・ミンジュンも共演。ガンちゃんの右腕役でチョン・ジョンミョンも活躍します。公開は3月17日より丸の内TOEI、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー予定です。
2012年1月7日:これからのオススメ新作映画 from アジコ@帰省中
あっという間に七草粥の日になってしまいました。明日の夕方、東京に戻るので、その前に新春映画のご紹介です。まず、来週末の14日から公開されるのが昨年末にご紹介した「マイウェイ」と、ドニー・イエン主演の新作「三国志英傑伝 関羽」(原題:関雲長/The Lost Bladesman)。「マイウェイ」は昨年末のつぶやきをご覧いただくとして、帰省日の午後に試写を観た「関羽」もなかなか面白かったです。中華圏では商売の神様としても崇められ、あちこちに関帝廟のある関羽。日本では三国志ファン以外では「レッドクリフ」で初めて知った方もいると思いますが、その彼の後半生と、関羽の武力と人間性に惹かれ、なんとか部下にしようとした曹操との関係が興味深く描かれています。
関羽を演じるのはもちろんドニー。曹操を演じるのは中国の名優チャン・ウェン。その他、スン・リー、ワン・ポーチェ、アンディ・オンなど若手俳優から香港映画ファンにはおなじみの味な脇役が勢ぞろい。アジコが一番印象に残ったのは、曹操の腹心を演じた中国のシャオ・ビンでした。監督は「インファナル・アフェア」の名脚本&監督コンビ、アラン・マックとフェリックス・チョン。彼らの手による時代劇というのも興味深いですが、脚本を読んだチャン・ウェンはこれまでにない曹操を演じられるとして即オファーを受けたそうです。というわけで、ドニーファンはもとより「三国志」ファン、中華圏映画ファンにも楽しめる内容になっております。ぜひ、劇場へお運びください。
さて、とりあえずi-Padを入手したアジコですが、うまく更新できるかどうか…。パソコンから更新できるようになるまでしばらくご不便をおかけしますが、どうかご容赦ください。では、今年もよろしくお願いいたします!
2012年1月4日:新年あけましておめでとうございます! from アジコ@帰省中
新年あけましておめでとうございます。イヤー・オブ・ザ・ドラゴンの年が明けましたね。お正月の三が日は過ぎましたが、皆さまいかがお過ごしでしょう? まだまだお屠蘇気分の方もおられることでしょう。アジコもまだ実家でうだうだしておりますが、東京に戻ったら今年もバリバリと!…いく前に、山積問題をかたづけてから、頑張るといたします。
今日は入院中にお世話になった若きドクターの皆さんとのエピソードをご紹介。というのも、アジコの担当チーム(チーム制なんですね!)の主治医のS先生(女性)がなんと台湾と縁の深い方だったのです。お名前が中華圏に多い漢字だったので、かなり回復して精神的に余裕の出た頃にお話ししてみたら、なんとご両親が台湾出身! 今は帰化しておられるので日本姓で、ご本人はれっきとした日本人ですが、アジコはその時HANAKOの台湾特集を読んでいたこともあり、やっぱりアジアに縁があるのだなとつくづく感じたのでした。S先生、どうもありがとうございました。それから、ボールペンをたくさん白衣のポケットに入れていたH先生、毎朝背中の音を聴きに来てくれたF先生もお世話になりました。そして、チーム長にあたるK先生には、これからも外来でお世話になりますので、よろしくお願いしま〜す!
さて、帰省中のアジコの初笑いは韓国の人気バラエティ「1泊2日」。イ・スンギファンの妹が録りためた番組をつまみ見したのですが、これがけっこう笑える。女優特集、味な脇役特集も面白かったけれど、レギュラー陣の個性的な面々の中でも特におかしいのがイ・スグン。香港のアクション監督にして俳優チン・ガーロッにちょっと似ているのですが、怪しい中国語をしゃべったり、なにかというと「レスリー・チャンみたい」とコメントするのが気になる人です。香港でも仕事したことがあるのかしら?とにかく、彼のダーティ・ダンシングには腹がよじれました。呼吸器をやられているアジコにはちょっと苦しかったかも?この番組、長寿人気番組ながら、諸事情によりもうすぐ終了するそうですが、日本ではDVDが3本出ていますので、興味のある方はぜひどうぞ。俳優オム・テウンの意外な素顔も見られますよ。
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