2008年12月25日:Merry Christmas!
年末も押し迫ってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょう? 諸事情によりばたばたしていて、なかなか思うように更新できなかった1年でしたが、来年はリニューアルも含めて少しずつ改善していきたいと思っております。で、飛輪海の台湾観光イメージキャラクター記者会見をやっとアップいたしました。ファンの皆様は大変お待たせいたしました。なんとか、クリスマスプレゼントには間に合いました。ぜひ、ご覧ください。会見記事を見る。
2008年12月11日:新・台湾観光イメージキャラクター「飛輪海」が来日。
F4に続いて台湾観光イメージキャラクターに任命された飛輪海が、日本でのお披露目で揃って来日。都内のホテルにて来日記者会見が開かれました。白い衣装(ウーズンのみアクセントで黒いベストを着用)で揃えた4人は、皆、髪の毛もちょっぴり短くなってフレッシュな印象。最初は緊張していましたが、いつもの元気ではきはきとした受け答え。新しい観光CM撮影時のエピソードや、それぞれのオススメ観光スポット、オススメの食べ物などを、自分自身の体験談も交えつつたっぷりと語ってくれました。宣蘭の宣伝大使はヴィックからアーロンに変わった模様(^^)。台湾の伝統芸能人形劇、布袋戲を披露してくれる場面もありました。また、日本からは倉木麻衣が応援に駆け付け、花束を贈呈しました。会見の詳細も、アップいたしました!
2008年12月1日:東京フィルメックス閉幕
右から2人目がレオン・カーファイ (画像が粗くてごめんなさい)
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20日からスタートした東京フィルメックスが昨夜で閉幕しました。まずは受賞作品の発表を。
●最優秀作品賞
「バシールとワルツを」監督:アリ・フォルマン
●審査員特別賞(コダックVISIONアワード)
「木のない山」監督:ソヨン・キム
「サバイバル・ソング」監督:ユー・グァンイー
●アニエスベー・アワード(観客賞)
「愛のむきだし」監督:園子温
授賞式では、審査委員長を始めとする各審査員たちから、受賞発表と受賞の目録が贈られました。今回、審査にあたっては「徹夜で揉めるかもと思ったら、さすがはフィルメックスの審査員。皆で選んだ上位3位までは同じ結果だった」と野上照代委員長。最後まで迷ったのは審査員特別賞で、どうにも甲乙付け難く、フィルメックスで賞をもらったことが応援につながるという意味合いでダブル受賞になったとか。中国のインディペンデントの監督で本業は版画家というユー・グァンイー監督が撮ったドキュメンタリー『サバイバル・ソング』を観た韓国のソン・イルゴン監督は、来日当時体調をくずして熱が40度くらいあったにも関わらず、熱を忘れるほど映像に引き込まれたと語っていました。ドキュメンタリーとアニメーションの合体という斬新な映像でグランプリに輝いた『バシールとワルツを』は、アニメーション監督のヨニ・グッドマン氏が登壇。レオン・カーファイがプレゼンターを務めました。レオン・カーファイといえば、前にも書いたように気配りの人。野上委員長の横に座っていたのですが、高齢の野上さんが椅子を立ったり座ったりする時には、必ず椅子や背中に手を添えて支えていました。紳士ですねえ。
さて、今回のフィルメックス、アジコが観賞できたのは『完美生活』『黄瓜』『文雀』『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』+短編2本、『クラウド9』『デルタ』の計9本(内2本は短編)。残念ながら、受賞作品は1本も観る機会がありませんでした。昨日は気になっていた洋画作品2本、老人の赤裸々な性を描いた問題作『クラウド9』と斬新な映像でカンヌの国際批評家連盟賞を受賞している『デルタ』を観賞。どちらも評判通りの迫力ではありましたが、どちらもラストがアンハッピー・エンドで、後味がいまいち。最初から最後まで心地よく観られたのは、やはり『文雀』でした。来年にでも、一般公開されることを祈ります。
2008年11月28日:いつもの男たちがなんともかわいらしい『文雀』
もうすぐ『エグザイル/絆』の公開(12/6)が控えているジョニー・トー監督ですが、トー監督といえばフィルメックスの常連。今年はベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも出品されて話題となった『文雀/Sparrow』が、特別招待作品として紹介されています。謎の美女に振り回される4人のスリ仲間たち(サイモン・ヤム、ラム・ガートン、ロー・ウィンチョン、ケネス・チャン)の物語なのですが、これが実に軽やかでチャーミングな作品に仕上がっていました。冒頭のシーンからして、今回のサイモン・ヤムはとってもエレガント。香港の雑踏で少年のように自由気ままに生きているスリたちと、それを取り巻く市井の人々が暖かい目で映し出されます。そして、今回重要なのが、ケリー・リンが演じる謎の女性。彼女のおかげでフニャフニャになってしまう男たちもかわいらしく、物語全体が流れるような心地よさで展開します。全編に流れているのは、ウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』をも彷佛とさせるラテン風味の音楽。今回、拳銃は一切出て来ません。それでいて、カッターの刃だけであれだけの緊張感溢れるシーンを撮れるのはさすが。まるでフランス映画のような、小粋で心地よい『文雀』は今夜も上映されますので、ぜひお見逃しなく!
2008年11月23日:東京フィルメックスでレオン・カーファイ(梁家輝)も記者会見
そして昨日、22日の夜は有楽町の朝日ホール・スクエアにて、審査員として来日したレオン・カーファイ(梁家輝)の単独記者会見がオープンングセレモニーの後で開かれました。颯爽と登場したカーファイはなんと白髪! グリーンのスーツとのコントラストが鮮やか。会見では「人に見つからないよう変装して来たのですが、すぐにバレました。演技失敗ですね(笑)」などと言ってましたが、役作りのためかもしれません。
そして香港俳優らしく、質問の答えにはジョークやユーモアがたっぷり。最近、スクリーンで観るカーファイはシリアスだったりこわかったり…が多いのですが、昔の『月夜の願い』の人情親父や『大英雄』のハチャメチャ王子など、明るく楽しいキャラクターが地なんだなあと思わせました。そして、とっても気配りの人。質疑応答で自分のマイクを差し出したり、床のコードがこんがらがってると率先してほどいたり(笑)。会見は北京語で、机の上にはたくさんのレコーダーが並んでいたのですが、携帯用のキラキラシールが貼ってあるレコーダーに「オオッ!」と反応するところは、やはり香港人でした。そんなカーファイさんの好きな日本映画は、寅さんシリーズだそうです。なんか、わかりますよね。そんな人情映画に、また出て欲しいなと思ったアジコでした。(こちらの会見詳細も後日アップいたします。)
2008年11月23日:『悲夢』PRでキム・ギドク監督と主演のオダギリ・ジョーが記者会見
20日の午後、先日と同じ渋谷の某ホテルにて、キム・ギドク監督の最新作『悲夢』の記者会見が開かれました。登場したのは来日したキム・ギドク監督と主演のオダギリ・ジョー。監督はかねてから彼の出演作をたくさん観て気に入っており、思い切って出演依頼をしてみたところ、オダジョーの方も監督の描く世界が大好きだったということで、断る理由がなく即快諾したとか。究極の愛を描いて来たキム・ギドク監督の作品で、初のラブ・ストーリー(意外な気がしますが、ラブ・ストーリーは嫌で今まで避けてきたのだとか)に出演することになったのでした。
これまで、個性派俳優ばかりを起用してきた監督作としては、異例の人気日本人俳優(オダジョーも充分に個性派ですが)出演で、韓国ではかなりの有名女優さんたちから共演希望の申し出があったそうな。そして選ばれたのが、これまた演技派の美人女優イ・ナヨン。二人とも人見知りするタイプだったので、お互いの気持ちがよくわかり、共演もうまくいったようです。会見中、監督は終始笑顔でうれしそう。ちょっと角も取れたような…。これもオダジョー効果でしょうか。とにかく、この撮影を通じて、二人はとっても仲良くなったようです。会見の詳細はまた後日。心に傷を持つ男女の、夢を媒介とした幻想的な愛の世界を描く『悲夢』は来年2月初旬公開予定です。
2008年11月18日:ジェリーとアリエルが「華麗的挑戦 〜 Skip Beat! 〜」製作発表会で来日!
17日の午後、渋谷の某ホテルにて日台合作ドラマ「華麗的挑戦 〜 Skip Beat! 〜」の製作発表会が開催されました。原作は仲村佳樹の人気コミック「スキップ・ビート!」。芸能界を舞台にした作品とか。これまでにも、日本の人気漫画からたくさんの台湾ドラマが生まれていますが、日本で製作発表会が開かれたのは今回が初めて。主演にジェリー・イェンと、「イタキス」で人気急上昇中のアリエル・リンを迎え、監督は俳優としても活躍しているニウ・チャンザイと、豪華な布陣になっています。というわけで、めでたく監督と主演の2人が来日。16日の成田には2000人のファンが駆けつけたそうです! 昨日の会見場フロアにも200人ほどのファンが様々な応援グッズを手に集まっていて驚きました。そんな皆様のご期待に添うべく、今回はなるべく早くレポートをアップしたいと思います。まずは、とってもキュートな3人をご覧ください。
2008年11月4日:アンソニー・ウォンとフランシス・ンがやって来た!
12月より公開予定の『エグザイル/絆』(監督:ジョニー・トー)プロモーションで、主演のアンソニー・ウォンとフランシス・ンが来日。2日に記者会見とファン・ミーティング、3日には特別試写会で舞台挨拶に登場しました。その合間をぬって、たくさんの媒体取材も受けていたので、これから12月に向けて徐々に目にする機会があると思われます。アジクロも合同でしたが、取材しましたので後日まとめてご紹介します。ファン・ミーティングと舞台挨拶の司会をされた水田菜穂さんもブログに書いておられるように、とにかく2人とも終始冗談まみれで笑わせてくれました。なんとか、真面目な答えを引き出そうとトライしていた水田さんでしたが、最後の最後までだめでした。でも、いかす中年男2人が来日してくれただけでも、ファンにとってはハッピーですよね。
立っているだけで絵になる二人。2日はラフな格好でしたが、3日はシックな秋色スーツで、登場するやいなや会場からため息とどよめきが。いい男はいくつになってもいい男ですねえ。
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アンソニーは『イニシャルD』以来(『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』・『言えない秘密』にも出ている)ですが、フランシスにいたっては、7年前くらいの『オーバー・ザ・サマー』だったか『ミッション』だったかのPR&ファンミ来日以来(『軍鶏』にも出てます)。とにかく、絵になる二人なので、取材時の撮影でもカメラマンの意欲を掻き立てるようで、何度もこわい顔をさせられていました(笑)。アジクロでは普通にしてもらいましたが、フランシスが演出してくれてますのでお楽しみに。野心作『僕は君のために蝶になる』が公開中のジョニー・トー監督ですが、監督ならではの真骨頂はこちら。『ザ・ミッション/非情の掟』の続編とも言われている『エグザイル/絆』ですが、4人の男たちの「あれから」の生きざまが堪能できる作品となっております。12月6日よりシネマスクエアとうきゅう、シアター・イメージフォーラム、他、全国ロードショー予定です。ロイ・チョンやラム・シューも一緒に、再来日してくれるといいですねえ(切望)。
2008年10月27日:東京国際映画祭レポート2:雑感あれこれ
東京国際映画祭が閉幕しました。今年は諸事情により参加日数が限られたため、鑑賞できたのは8本でしたが、どれも印象深い作品で満足しました。(どうにも時間が足りず、予定していたコリアン・シネマ・ウィークと東京・中国映画週間の特集ページが作れませんでした。深くお詫びいたします。)
さて、最初に観たのは「2008 東京・中国映画週間」のオープニング作品『愚公移山』。『初恋の想い出』が上映中のフォン・ジェンチイ監督最新作です。鉄鋼会社に勤める定年間近の李双良(演じるワン・チンシアンが渋くてよい)という人が、溜まりに溜まって公害の元にもなっている鉄屑の山をなんとかせねばと立ち上がり、なんと独自の創意工夫で山をなくしてしまう物語。実話がもとになっています。発破職人だった若い頃(演じるのはグォ・シャオドン)や妻(ドン・ジエ)との想い出も挿入され、人生の悲喜交々が淡々と綴られて行く様は、さすがにフォン・ジェンチイ監督。いつもながら、澄み切った映像、大きな構図にすがすがしさを覚えます。ちっぽけな人間がこつこつと努力を重ねて大きな山を動かして行く、人生もまた然り。中国の諺がタイトルになっていますが、日本公開時はどんなタイトルになるでしょうか。
同じく骨太な作品で感動したのは、フォン・シャオガン監督の渾身作となった戦争大作『戦場のレクイエム(原題:集結號)』。国民党と共産党による内戦の時期の中国で、激戦地の最前線に立たされた小部隊が壊滅し、たった1人生き残った隊長が部下たちの名誉回復のために孤軍奮闘する物語。これも実話に基づいています。『プライベート・ライアン』や『ブラザーフッド』を思わせる展開で、冒頭の長い戦闘シーンはまさに同レベルのスペクタクル。内戦を経て新中国が誕生し、時代の変遷を背景に生き延びた男が、ひたすら仲間のために頑張る姿は涙を誘います。主演のチャン・ハンユーはフォン・シャオガン作品でいつも脇役を演じている人ですが、渾身の演技がカンヌで大絶賛され人気者になったとか。そのほか、チャン・チェンに似た新人俳優やサッカー選手の稲本似の人気俳優も出演してますので要チェック。重い題材ではありますが、フォン・シャオガン監督ならではのバランス感覚で、エンターテインメントとしても充分に楽しめる人間ドラマとなっています。(来年公開予定)
舞台挨拶で「スターが出てませんが大ヒットした理由は?」という質問に「私がスターだから」と応えたフォン・シャオガン監督。ジョークにも聞こえますが、これはほんとうのこと。これまでの作品が全部ヒットしているヒット・メーカーだからなのです。そんなフォン・シャオガン監督の俳優としての一面を、思いがけず、パン・ホーチョン監督の新作『些細なこと』で拝見することができました。この作品は、パン監督が学生時代に書き溜めていた小説を元に作った7つのオムニバス・ストーリー。その最後の1本に、フォン・シャオガン監督が暗殺請負会社の営業マン(!)として出て来ました(@@)。クライアントにサービス強化と称して「マイレージポイント制の導入」や「逆暗殺サービス(依頼を受けたことを知らせて、追加料金で依頼者を暗殺)」「サービスクーポン(但し、使用期限1日で、新人に殺らせるという条件付)」などの説明を黒いスーツ姿で嬉々として話す監督は、まさに怪演(笑)。
『些細なこと』には、プロデューサーのチャップマン・トウや夫人のクリスタル・ティン(『ママはベリーダンサー』)をはじめ、イーソン・チャン、ジリアン・チョン、ショーン・ユーなども出演。「公徳心」というタイトルの短いエピソードにエディソン・チャンも登場していて驚きました。7つの映画を撮るつもりでいて資金が集まらなかったので、まとめて撮ることにしたという監督。これまでのどの作品も監督ならではのセンスに溢れているし、『イザベラ』のように素晴らしい作品もあるので、全作品まとめて「パン・ホーチョン大特集」をどこかの配給さんか劇場さんでやってくれないかなと切に願っております。
その他、中華圏では、主演のカリーナ・ラムとイーキン・チェンが来日したアイヴィー・ホーの初監督作品『親密』(上左)、イケメン俳優のワン・ポーチェとマオディー(棒棒堂のメンバー)がやって来たトム・リン監督の『九月の風』(上右)を鑑賞。24日の渋谷シアターコクーン(『親密』)では、ティーチインの後に握手会も行われて、ファンの皆さんにはうれしいハプニングだったようです。
さて、韓国映画はというと、21日にコリアン・シネマ・ウィークで『ザ・ゲーム』を鑑賞。
善良で貧しい画家の青年が、大金持ちだけど病気で余命わずかの老人と賭けをしたばっかりに、身体を入れ替えられてしまうというこわ〜い物語で、シン・ハギュン(『復讐者に憐れみを』『トンマッコルへようこそ』)とピョン・ヒボン(『グエムル』)が怪演をしておりました。アジアの風部門では、『銀河解放戦線』と『モーツァルトの街』を鑑賞。『銀河解放戦線』は若い映画監督のお話で、監督が失語症になり、声が電子音になってしまうのがおかしかった。『モーツァルトの街』は、街行く人の写真を撮りながらスタンドを切り盛りしている女と、彼女を巡る2人の男、外国人不法労働者など、それぞれのエピソードを交えながら綴られて行くスケッチ風な物語でした。
話題作『クロッシング』は見逃してしまいましたが、こちらは公開が決まっているので、まだ観るチャンスあり。その他『陽もまた昇る』『愛の十年』『生きていく日々』も見逃してしまい残念でした。映画祭でしか観られない作品というのもあるので。来年はたくさん観られるといいなあ。映画祭では、映画鑑賞以外にも監督やスターとの触合いや、さまざまなイベントが用意されています。皆さんもぜひ、足を運んでくださいね。次はフィルメックスですよ。
2008年10月19日:東京国際映画祭開幕! グリーンカーペット・レポ。
『レッドクリフ』のオールキャストが大集合ということで、例年は遠慮していたオープングのグリーン・カーペット取材を初日にしてまいりました。海外からのビッグスターというと、今回の目玉である『レッドクリフ』組を除いては、『ブラインドネス』のジュリアン・ムーアと審査委員長として来日したジョン・ボイト(グリーン・タイをしています。チーフもグリーン)くらいでしょうか。ただ、日本からはかなりたくさんの新旧スターたちが結集していて、見応えがありました。『ブタがいた教室』組は子どもたちと一緒にかわいいブタも登場。抱いているのは妻夫木くんです。そして、一番目立っていた重鎮は、山のようなSPを引き連れて登場した麻生首相でした。
2008年10月9日:F4 JAPAN TOUR 2008/緒形拳さん/さくらんぼ
ファンの皆さんが待ち焦がれたF4 Japan Tour が続いております。前半戦の横浜アリーナ、日本武道館の公演は昨夜で終了。しばらくお休みして、17日から再び大阪3公演。その頃から東京では、恒例の東京国際映画祭が始まり、また慌ただしくなりそうです。
プレス取材日が7日だったので、日本武道館初日の公演をしっかり観てまいりました。本公演とはいえ、3回目の公演でメンバーもプログラムには慣れてきた頃。会場が変わったのと、武道館というのもあり、最初は緊張もしていたようですが、すぐにリラックスしてそれぞれのペースでコンサートを進めることができたのではないでしょうか。7日はちょっとしたトラブルもありましたが、その分1曲2倍楽しめたということで、通常より長いステージだったと思えばよいかも? 様々に工夫されたステージは楽しく、4面構成ということもあり、どの席からもメンバーを近くに観ることができて、なかなかよいコンサートだったと思います。まだ大阪公演が残っていますので、曲目や詳しいレポートは後日としますが、いくつか気づいたことをちらほら。
たまたま前日、ヴィックのアルバムを聴いていたのですが、以前から独特なものがあると思っていたヴィックの声。日本語になると、それが一層くっきりしていたのですが、生で聴いてみるとますますこれは!と思ってしまいました。もともと人を包み込むような暖かい声質なのですが、日本語になるとこれが意外とJ-POPにも合うんだなあ…と。Alanもそうですが、ちょっと新鮮な驚きでした。ストレートに響きませんでしたか?
ジェリーは意表をついたソロパートもありましたが、あれは誰のアイデアなのでしょうねえ…本人かしら? 丁寧に感情を込めて歌う姿はいつも感心してしまいます。歌もうまくなりましたよね。ケンちゃんは今回も彼らしいシンプルなステージでしたが、ロックな面も見られて、なによりコンサートをとても楽しんでいる表情がよかったです。今回のツアーで、何かを掴んだのではないでしょうか。そしてヴァネス。さすがのダンス・キングは歌も踊りも安定したステージで、やはりショーアップがうまい。今回も逞しい肉体美を披露してくれました。全体的にMCは少なく、中国語での会話も多かったけれど、ファンの皆さんには通じていたようですね。しばらく身体を休めて、残りの3公演でまた燃焼して欲しいものです。コンサートはこれからというファンの皆さん、おおいにご期待ください。
さて、7日の公演前の夕方は東京フィルメックスのラインナップ発表記者会見だったのですが、会場へ向かう電車の中で見かけたスポーツ紙で、あの名優・緒形拳さんが急逝されたと知りショックでした。『ゲゲゲの鬼太郎2』の完成披露舞台挨拶(こちらも場所は日本武道館)でお見かけしたのが最初で最後になりましたが、ベテランの名優でありながら、汗だくになっていたソ・ジソプに、さり気なく白いハンカチを渡されていたのが印象に残っています。とても痩せておられたので、ちょっと心配していたのですが…。「太閤記」「豆腐屋の四季」『鬼畜』『復讐するは我にあり』『楢山節考』…と晩年まで映画やドラマに大活躍され、名作も数知れず。ひょうひょうとしていてユーモラスな面もあり、いろんな役柄をこなせる希有な個性派俳優さんでした。ナレーションや旅番組なども味わい深くて好きでした。最後まで病気と闘いながら、俳優であることを第一に全うして旅立たれたようで、潔さも感じます。だから「拳さん、あなたはサイコーの俳優でした。ゆっくりお休みください。バイバイ!」と、ジェリーのような爽やかさでお送りしたいと思います。きっとにっこり笑ってくださるような気がするので。今夜から始まる遺作ドラマ「風のガーデン」が楽しみです。合掌。
『さくらんぼ 母ときた道』の主演女優、ミャオ・プゥさんの昨年の単独インタビューを掲載中です。美しい雲南の田舎の村を背景に描かれる母と娘の心暖まるヒューマンドラマ『さくらんぼ 母ときた道』試写会プレゼントの応募は今夜までですので、ぜひチェックしてくださいね。
2008年9月7日:行って来ました!「アジア海洋映画祭イン幕張」
毎年、観たい作品が上映されるので、気になっていながら行きそびれていた「アジア海洋映画祭イン幕張」へついに行って来ました! 特に昨日はインターナショナル・プレミア作品が3本も上映され、いずれも気になる作品だったので気合を入れていたのですが、睡眠不足が続いているので、満員で入れない可能性のあるケンちゃん主演のフィリピン映画『バタネス』は諦め、15:45からの『夏休み ハートはドキドキ!』と18:40からの『海角7号』を鑑賞。幕張までの距離を忘れるほど、どちらもよい作品で大満足でした。さらにその後、入りきれなかったファンのために(?)『バタネス』の臨時追加上映もやっていましたが、さすがに帰りの時間が心配なので断念しました。ご覧になった方はいかがだったでしょうか。
さて、その2作品。『夏休み ハートはドキドキ!』は、あの『フェーンチャン ぼくの恋人』でデビューした6人の監督の1人、ソンヨット・スックマークアナン監督の最新作。夏休みを過ごす中学・高校・大学生たちのわくわくする恋模様を、流行のタイポップスにのせてちりばめた青春群像劇ですが、『フェーンチャン』の子どもたちその後…という趣きもあり、成長したチャーリーくんやフォーカスちゃん、ガキ大将だった彼も出て来て楽しめます。イケメン少年に成長したチャーリーくんが演じるのは、人気イケメン中学生コンビのひとり。二人共モテモテなのに、実は彼女がおらず、夏休みに再会した小学校の同級生だった女の子にアタック合戦。これに、2組の大学生カップルのエピソードが絡むのですが、皆が観に行く映画が『Remember』という台湾映画(タイ人俳優で作っていると思われ)。タイも華流ブームのようで、主演スターに夢中な女子高生を、成長したフォーカスちゃんが演じていました。人気スターに会うために中国語を勉強し、コンサートの日を楽しみに待つ光景はタイも同じ。その他、大学生の青年がくらっとしてしまう旅の日本人女性役で、タイでも人気No.1というAV女優の蒼井そらが本名で出演。細かいところでは、6人の監督の1人、ピンさんことアディソーン・ドゥリーシリカセーム監督もちらっと顔を見せていました。
もう1本、『海角7号』は、エドワード・ヤン監督の後継とされるサミュエル・ウェイ監督の作品。台湾の海辺の町、恒春を舞台に、様々な挫折を味わった人たちがバンド活動を通じて自分自身を解放していく様子を、過去と現在の国境を超えた恋のエピソードと共に瑞々しく描いています。主人公のアカを演じるのは、人気歌手のVanことファン・イーチェン。ソフトなイメージだった彼が、髪を短くして屈折したぶっきらぼうな青年を男っぽく好演しています。恋の相手役となるのは、日本人女優の田中千絵。そして、中孝介も本人役+重要な役柄で出演しています。ということで、展開もテイストもまったく違う2本でしたが、ラブストーリー、音楽に包まれた作品、日本人女優が出演、という共通点も多い2作品でした。終映後のティーチインには、どちらも監督と主演俳優たちがゲストで登場。蒼井そら、田中千絵もかけつけていました。どちらも味わい深い作品なので、これから一般公開されることを祈ります。
2008年8月20日:残暑お見舞い申し上げます
猛暑だったり、突然涼しくなったり、雷が鳴って夕立ちが多かったり…と、夏らしいといえば夏らしい今年の夏。いかがお過ごしですか? このところ個人的にばたばたしておりまして、更新が遅れ気味なのですが、できるだけ頑張っておりますので御容赦くださいませ。そうこうしているうちに、もう残暑の季節。これから始まる様々な企画上映に続き、恒例秋の国際映画祭やらF4コンサートツアーやら、楽しみなイベントが続きます。読者の皆様も夏バテに気をつけつつ、今のうちから体力を養っておいてくださいね。
2008年8月7日:豪華スターが勢揃い!『レッドクリフ』来日記者会見
5日の『ハムナプトラ3』に続いて、昨日6日はミッドタウンのザ・リッツ・カールトンにて『レッドクリフ』の来日記者会見が開催されました。登場したのはジョン・ウー監督、主演のトニー・レオン(周瑜)と金城武(孔明)、周瑜が仕える若き王を演じるチャン・チェン(孫権)、周瑜の愛妻を演じるリン・チーリン(小喬)、周瑜が率いる軍団の団長を演じる中村獅童(甘興)の豪華6名。いずれも主演クラスの美男美女が壇上に揃った様子はなかなかに壮観でした。眼福眼福。集まった取材陣の数もそうとうなもので、本作への期待の高さが伺えます。苦労して撮り終えたジョン・ウー監督はとてもうれしそうでした。
そして、なかでも一際、幸せオーラを放っていたのはもちろんトニー・レオン。終始穏やかな笑顔でニコニコしっ放し。ひょっとしたら、結婚後の初仕事かもしれません。(カリーナは単身北京入り中でした)おそらく今回、監督や共演者たちをはじめ、会う人皆から「オメデトウ」と言われていることでしょう。冒頭で司会からもコメントがあり、会場の記者たちからも祝福の拍手喝采をもらって甘い顔がさらに甘〜くなっておりました。トニーというと、潤んだ眼と翳りのある風情、孤独な雰囲気も魅力の1つですが、今回は落ち着いた穏やかな雰囲気に包まれていました。応対は広東語で、会見そのものもリラックスして楽しんでいたようです。
その他で眼を引いたのは、これが映画初出演となった台湾のモデル、リン・チーリンの美しさ。絶世の美女・小喬を演じているだけに正統派の美人で、日本へは短期留学経験もあり、日本語を交えて話そうとする姿勢に好感が持てました。ミニの赤いチャイナドレス姿もあでやか。すらりとした美脚で、退場する時のウォーキングもきれいでした。中村獅童さんの粋な和服姿もよかったです。雑感だけ書きましたが、会見の様子は後日レポートいたします。
さて、この『レッドクリフ』。11月1日からの公開ですが、10月18日より開催される第21回東京国際映画祭のオープニング作品に決定しています。当日はレッドカーペット(今年はエコがテーマなのでグリーンカーペット?)に、再び豪華ゲストが集合するのではないでしょうか。とにかく『レッドクリフ』は面白いです。原作の「三国志」を知らない人でも充分楽しめますが、多彩な登場人物のキャラがよく出ているので、「三国志」を知っているとさらに楽しめます。まだ公開までに間があるので、余裕のある方は原作を予習するのもオススメ。尚、後編の公開は来年春だそうです。1日の完成披露試写を観て以来、岩代太郎さんによる壮大な音楽とAlanの主題歌が頭の中でぐるぐるしているアジコですが、音楽も素晴らしいです。中国・香港・台湾・日本・韓国・アメリカの精鋭スタッフ&俳優が結集して製作された『レッドクリフ』をどうぞご期待ください。
2008年7月29日:ケリーやウーズンもやって来た! MATVムービーアジア日本上陸初記者発表会
スカイパーフェクトTV Ch.785で中国語番組を放送していた亜太メディアジャパンが、今や香港最大の映画製作会社となった美亜エンターテインメントグループの支援を受け、今年の3月28日より香港・中国の映画&ドラマ専門エンターテインメントチャンネル「MATVムービーアジア」として生まれ変わりました。このチャンネルでは、香港・台湾・中国の華流スターたちが出演する話題のドラマや新作映画を、24時間日本語字幕付で放送中。これからも、美亜が出資した話題の大作映画『江山美人』や、これから公開予定の『武侠梁祝/バタフライラバーズ』、現在撮影中の『愛得起』などをいち早く放送予定です。(劇場公開もして欲しいですね)
そのMATVムービーアジアの開局を記念して、昨夜、六本木のグランドハイアット東京にて、日本上陸初記者発表会とレセプションパーティが開催されました。登壇したゲストは、『江山美人』で主演したケリー・チャン、『愛得起』主演のジジ・リョン、『武侠梁祝/バタフライラバーズ』の主演カップル、ウーズン(飛輪海)とシャーリン・チョイ(Twins)。そして、『武侠梁祝/バタフライラバーズ』と『愛得起』に出演している中国の俳優シャオ・ピンの豪華5人。ゲストタイムは短い挨拶とフォト・セッションだけではありましたが、5色のスターオーラで華やかな記者会見&パーティとなりました。その様子はこちらをどうぞ。(▼フォトアルバム)
2008年7月22日:恭喜、恭喜!トニーとカリーナがブータンでゴールイン!
今年前半は『ラスト、コーション』で話題の的だったトニー・レオンですが、『レッドクリフ』の宣伝活動を全部終えて、19日には予定通り長年の恋人カリーナ・ラウと手に手を取ってブータンへ。昨日、21日に晴れて結婚式と披露宴を行いました。昨日の香港各紙では、事前に配布された婚礼写真と共に『世紀の結婚』と大きく報道され、二人を祝福していました。トニーとカリーナといえば、もうかれこれ20年の仲。途中、別れたり復縁したり…と紆余曲折はあったものの、二人の絆には強いものがあり、ここ数年は「結婚はいつ?」と毎年のように質問されていたものでした。アジコもかなり前から二人の仲を見守っていたので、無事に結婚してくれてほっとしたような…まるで家族のような心境に。いやあ、めでたし、めでたし。ブータンへはマスコミをシャットアウトし、家族と親しい友人だけを招待。マスコミ用に事前に配布された写真では、ブータンの皇族から拝借したという、真っ赤な民族衣装の婚礼装束を着た二人でしたが、今日あたりはウェディングドレス姿の写真も見られることでしょう。二人の結婚式を演出したのは、もちろんウォン・カーウァイ。映画『楽園の瑕』では二人を夫婦役にしていましたが、今年のカンヌではその『楽園の瑕』ニューバージョンが披露されて話題に。ゲストとしてトニー&カリーナも仲良くカンヌ入りしています。そして、美術担当はもちろんウィリアム・チョン。一体、どんな結婚式だったのか?今日の新聞報道が楽しみです。末永く、お幸せに!
2008年7月17日:ロイストン・タン監督と話題のオムニバス映画『TOKYO』
昨日は正午から渋谷でシンガポール映画『881』のロイストン・タン監督を取材。アート系の監督でありながら、本作はゲータイ(歌台)の世界を極彩色で描く異色のエンタテインメント作品。「これまでちょっと難しい映画を撮ってきたので、今回は母にもわかるような映画にしたかった」と語る監督は、とても気さくでユーモラスな方でした。その後、文化村のベンチで仕事して、『TOKYO』の試写へ。ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが「東京」をテーマに描いた短編3部作で、それぞれにユニークで見応えがありました。出演しているのはほとんどが日本の俳優たちなのですが、邦画のようで邦画でない、やはり監督の個性が出ているようです。昨日はレオス・カラックス監督の記者会見もあったようですが、そのカラックス作品のみ、あの『ポンヌフの恋人』のドゥニ・ラヴァンが主演。しかも、演じているのは東京に出現してゴジラのように暴れる謎の怪人メルド。試写の帰り道、メルドが手榴弾を投げ付けて大量虐殺を行った歩道橋を渡って来たので、なんとも不思議な気分でした。異色の映画『881』は8/9から、『TOKYO』は晩夏に公開予定です。
2008年7月9日:4周年プレゼント締切りは10日です
恒例のアジクロ4周年プレゼントの締切りは、明日の10日24時までとなっております。再度、欲しいものがないかチェックしてくださいね。それと、試写会プレゼントの方も多数のご応募をいただいておりますが、『カンフーダンク』の状況をお知らせしますと、北海道と大阪が若干数、名古屋はまだ余裕ありですので、ぜひお友だちにもご紹介くださいませ。応募者多数の場合は抽選となりますが、もちろん、どの地域もまだまだ応募できます。
2008年6月27日:新しい画像もアップしています
(c)F4 JAPAN TOUR 2008 公演事務局
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3分、30分、1時間、半日…といろいろな説があるものの、とにかく初日にソールドアウトしてしまった「F4 JAPAN TOUR 2008」。4人それぞれのファンクラブの会員数を考えると無理からぬことですが、チケットが買えなかったという一般の方も多かったことでしょう。という訳で、やはり出ましたね、追加公演。それに合わせて新しい画像も届きましたので、このように更新いたしました。なるべくたくさんの方がチケットを購入できますように。
2008年6月24日:「F4 JAPAN TOUR 2008」3分で売切れ?!
原稿チェックが早く戻ったおかげで、なんとか昨日中に『闘茶』インタビューをアップすることができました。ちょうど『僕は君のために蝶になる』のリリースも届きまして、こちらも秋頃(10月頃でしょうか)に公開予定のようです。東京の劇場は、渋谷シアターTSUTAYA(旧・渋谷Q-AXシネマ)。他、全国ロードショーとなっております。仔仔ファンの皆様、ジョニー・トー・ファンの皆様、よかったですね。
さて、アジクロ・ミュージックですが、週末には新しい写真が届くということなので、その前に「ハードエイド四川」のご紹介をアップしたいと思います。今週記者会見も予定されておりますし、週末には前売チケットも発売されますので。ぜひ、多くの方々に注目していただきたいと思います。それに…「F4 JAPAN TOUR 2008」のチケットはとっくに完売ということで、発売後数分で売切れた?!という状況のようなので。追加公演が出るかどうかはわかりませんが、若干の期待も残しつつ、写真が届いたら作り替えてバナーを入れておきますね。
2008年6月22日:ハートエイド四川へ行こう!
アジクロ・ミュージック、中途半端な更新をしてしまって申し訳ありません! チケット発売が昨日だったものですから、焦って更新したものの素材が追い付いてない。はい。手配が遅かったのです。とりあえずは、情報のみということでご勘弁を。F4がらみでもう1つ。『闘茶』のインタビューも順調に準備していたつもりが、土壇場で現地チェックがあるとわかり、これまた予定していた週末アップができませんでした。そんなことなら、もっと早く進めておけばよかった…と思っても、後のまつり。こちらの素材は揃っているので、チェックが戻り次第アップといたします。(ちなみに、韓国ドラマ「オンエアー」の会見イベントも待機中)
…と、反省をしていたら、「ハートエイド四川」の情報が入って来ました。ジュディ・オングさんが日本でもチャリティ・コンサートをやるという話は、地震直後から出ていたのですが、やっと決まったようですね。ジャッキー・チェンをはじめ、イーキン・チェンやアーロン・クォック(祝『赤脚小子(裸足のカンフーファイター)』上映!=香港レジェンドシネマ・フェスティバル)と、最近日本ではご無沙汰のスターたちもやってくるようで、どんなステージになるのか楽しみです。こちらもチケットが発売になる今週末までには、出演者のラインナップも出揃うと思いますので、あらためてご紹介いたしますね。
ところで、郷里の妹が昨日『インディ・ジョーンズ/クルスタルスカルの王国』を観に行ったら、おまけに釣られて『レッドクリフ』の前売券を買ったと話しておりました。妹がゲットしたのは「周ピー」だったようです。昨日から発売になった三国志キューピー人形「周ピー」「孔ピー」付の限定前売券は先着15000名様まで。欲しい方は東宝系劇場窓口へ急ぎましょう。
2008年6月3日:風邪とお茶とミラクル7号
気をつけていたのに、先週風邪をもらってしまい(周りが風邪だらけ!)まだすっきり抜けません。昨夜は咳止めを飲んだので風邪薬が飲めず(市販の薬はこれだから困る!)微熱でぼうっとしたまま朝に。そんなんで、でかける前に更新していこうと思っていたのにできず、すみませんでした(平謝り)。
が、なんとか本日の取材会場にはたどり着き、お台場の日本科学未来館でチャウ・シンチー&シュー・チャオの『ミラクル7号』記者会見に行ってまいりました。なんで日本科学未来館なのか? それは、ミラクル7号ことナナちゃん(七仔)が、最新型エイリアンの例として、今開催中の『エイリアン展』に参加しているから。記者会見では、そのナナちゃんとディッキー親子が再会という感じで進みました。いやー、かわいかったですよ。ナナちゃん?…もだけど、少年ディッキー役を演じたシュー・チャオちゃんです。手足がひょろひょろっと長くて、顔がきゅっと小さくて、髪の毛がやや伸びていて、うっすらお化粧もしていて…しっかり女の子でした。座っている時は足をぶらぶらさせていて、退屈してないかな?と心配したりしたのですが、発言機会も多く、とてもはきはきとかわいい返答をしていました。それを見守るシンチーは、もうかわいくてし方ないって感じ(^^)。この時の様子はまた後日、写真と共に詳細をお伝えしますね。
お茶というのは、今、台湾茶を飲みながら書いているから。昨日『闘茶』の試写を観たのですが、タイトル通り、お茶を煎れるシーンがたくさん出てきます。うんちくもたっぷり。アジコの大好きな「東方美人」も出てきました。という訳で、この映画を観たら、絶対お茶が飲みたくなります。こちらも明日、取材予定ですのでお楽しみに。
*『ミラクル7号』は6月28日より全国ロードショー予定。配給:ソニーピクチャーズ エンタテインメント
2008年4月20日:「トゥーランドット」とゲイリー・ツァオ
なにかとバタバタしておりまして、すっかりご無沙汰してしまいました。更新も遅れ気味になっていますが、しばし御容赦のほどを。取材の方はできるだけやっておりますので、必ずアップしていきますね。
まずは好評上演中の祝祭音楽劇『トゥーランドット』。2日の夜の舞台を観劇することができました。3月27日にスタートしてから8公演目というところ。新名所・赤坂サカスにオープンした赤坂ACTシアターのこけら落とし公演です。ホワイエ部分には、出演者宛の花が所狭しと並んでおり、著名なスタッフ&キャスト揃いなので、送り主の方々も豪華。開演前や中休みにそれらを眺めるのも楽しいものでした。アーメイにはジャッキー・チェンからもお花が届いてましたよ。
さて、舞台はというと、オリジナルのオペラ「トゥーランドット」を観たことがなく、たくさん舞台を観ている方でもないので比較はできないのですが、新しい脚色がなされてずいぶんと変わっていたのではないでしょうか。オリジナル・キャストのワン将軍や宦官ミンの活躍が目立っておりました。(特にワン将軍は見せ場が多い!)ユーモラスな物売り役の北村さん、リュー役のなっちも熱演でした。アーメイは前半はほとんどセリフがありませんが、歌声はさすがにひと際素晴らしく、それだけでも聴く価値ありです。カラフ役の岸谷五朗さんも、アーメイとのデュエットでは、ソロの時よりも声がよく出ていました。アーメイのセリフはもちろん日本語。後半には長いセリフもありますが、感情を込めてうまく演じていました。まだ若干のたどたどしさは残るものの、かなり流暢な日本語だったので、日に日によくなっていることでしょう。それから、客席の通路も演出の一部に使われているので、1階席の方がより楽しめると思います。
美術も豪華でしたが、感心したのは舞台装置。動く階段状のセットが中央と左右にあり、それらが合わさると広場に、ばらばらになると城内になったり通路になったり…と工夫されています。しかも、中央の階段は前後にもスライドするもので、階段部分が引っ込むと高い壁に変身。その上でワン将軍とカラフが立ち回りをしたり、途中までへこんだ階段の上にアーメイが立っていたり…と、高所恐怖症の私はドキドキしてしまいました。ラストはハッピーエンドの大団円で盛り上がります。特に最後の場面は、映画のような心憎いカットで幕が降りて印象的でした。ステージは回を重ねるごとに成長していくもの。千秋楽では、きっと素晴らしい舞台になっているのではないでしょうか。東京は後9公演、それから大阪、名古屋と、5月22日まで公演は続きます。ぜひ、劇場へどうぞ。
さて、昨夜は文化放送のメディアプラスホールにて、台湾で活躍する人気歌手ゲイリー・ツァオ(曹格)の日本初ライブを取材してまいりました。タイトルは『ゲイリー・ツァオ(曹格)Super Sunshine〜ライブ&トークショー in Tokyo」。これは3枚目のアルバム『Super Sunshine』の日本発売を記念したイベントで、抽選で選ばれたラッキーな150人の皆さんをご招待。イベント前には記者会見も行なわれ、ライブでは愉快なトークの他に、素晴らしい歌声で8曲たっぷりと歌ってくれました。ゲイリー本人が、これから始まるワールドツアーのファースト・ステージと言ってくれたこのライブは、文化放送のデジタルラジオ番組「アジアン!プラス」の公開録音も兼ねており、5月6・7日に番組でオンエア予定です。アジクロでは、記者会見とライブレポートを近日掲載予定ですので、そちらもお楽しみに。
2008年3月30日:キャスト一同が揃った『カンフーくん』初日舞台挨拶
29日より公開がスタートした『カンフーくん』。初日の舞台挨拶の模様をいただきましたので、ご紹介します。満席の新宿ガーデンシネマに登場したのは、主演のカンフーくんことチャン・チュワンくん、泉ピン子、矢口真里、藤本七海、佐田真由美、西村雅彦、それに小田一生監督。「理想のアクションスターはジャッキー・チェン」と語るチュワンくんは、「僕のアクションシーンは完璧だったよ」と自信満々。そんなカンフーくんをフォローする泉ちゃんを演じた泉ピン子は「最初はCGだけで済ませると聞いていたのに、初日からアクションシーン。撮影後は2〜3日、体が動かなくなったよ」とぼやいていたようです。初のヌンチャク技を披露した矢口真里は「途中からすごく楽しくなった。クランクアップ後に、ヌンチャクをもらいました」とのこと。また、悪役の黒女教師を演じた佐田真由美は「ムチのアクションはすごく気持ち良かった」と。つい、やりすぎてカメラのふちを壊してしまったそうです。大人から子どもまで楽しめる痛快アクション『カンフーくん』。監督得意のVFXシーンや谷垣健治さんによるアクションシーンも堪能できます。カンフー好きの方はお見逃しなく。
カンフーといえば、今年はカンフー系アクション映画の話題作が続きます。先日、プロデューサーのチャウ・シンチーたちが来日してPRを行った『少林少女』(4/26公開)、ジャッキー・チェンが吹替に挑戦している『カンフーパンダ』(7/26公開)、ジェイ・チョウ主演の最新作『カンフー・ダンク』(今夏)、そして水野美紀が主演した『サソリ(仮)』などなど…やはり、今年は北京オリンピックイヤーだからでしょうか。それぞれ、どんな作品に仕上がっているか、お楽しみに。
2008年3月12日:おかげさまで4周年を迎えました
ケンちゃんコンサやF4ジャパンツアーの発表などで、ころっと忘れていましたが、3月10日でアジクロは4周年を迎えました。これも、読者の皆様のご愛顧のおかげです。ありがとうございます。4周年プレゼントの方はすでに集めておりますので、今月中にアップいたしますね。お楽しみに。
一方で、アジクロは今後の運営を支えていただくスポンサーやパートナーを募集しております。楽しいアジア、元気なアジアのサイト作りに興味のある企業の皆様、いろんなビジネスアイデアをお持ちの皆様の助けを必要としております。我こそは、という方はぜひご一報くださいませ。
2008年3月7日:香港映画パワーが炸裂する『カンフーくん』と『ミラクル7号』
元気なちびっこが大活躍するおすすめ作品が、3月末と6月末に公開されます。まずは3/29より公開予定の『カンフーくん』。主演のチャン・チュワンくんは、撮影当時若干7歳にして、2000人の中から選ばれたホンモノのカンフー達人。そのかわいらしらと彼の演技ぶりを見たくて試写に足を運んだのですが、これがどうして、日本映画なのに描かれているのはどこか懐かしい香港映画の世界。登場するキャラクターといい、スピーディーな映像といい、強引な展開といい、ちょっと前の香港映画のおいしいところがうまくブレンドされていました。考えてみれば、この後ご紹介するチャウ・シンチーがかつて撮っていた作品群って、日本の人気コミックの絵柄をそのまま実写にしたような面白さだったんですよね。アリエネー映像を見せてくれる小気味よさ。そんなばかな…と笑いつつもハマってしまう面白さ。だから、日本という背景も自然に馴染むのかもしれません。アクション監督は、香港映画界でも活躍する谷垣健治さん。香港映画ファンは見逃せませんよ。
そしてその本家、香港テイストを大切にしながら世界に通用する作品を作り続けているチャウ・シンチー期待の新作が、今現在も香港で大ヒット独走中の『ミラクル7号』(原題:長江7号)です。超ビンボーな親子が謎の地球外生命体(ETですね)と出会ってから起こる様々なエピソードを、シンチーならではのひねりで描く感動作! こちらも主演は父親役のシンチーではなくて、息子ディッキーを演じるシュー・チャオ。実は女の子なんですが、少年役にぴったりはまっています。共演する子どもたちもかなり男女が入り乱れております(笑)。ストーリーは観てのお楽しみなのでふせますが、とっても悲しいのにおかしくてたまらん…という不思議な体験をしました。目と心はうるうるなのに、口は吹き出すのを必死でこらえているという状況。ぜひ、あなたも体験してください。『ミラクル7号』は6月28日より全国ロードショーです。
2008年3月2日:韓国版F4は誰?「花より男子」韓国版が製作予定
早いもので、もう3月ですね。春一番も吹いて、きびしい寒さも和らぎ、空気の中にぬくもりが感じられるこの頃です。アジクロはもうすぐ4周年を迎えて5年目に突入しますが、早く春風が吹いて諸々復活できるようになりたいものです。さて、先月26日には、ジャッキー(成龍)パパがお亡くなりになり(享年93歳)、香港芸能界では沈んだニュースが続いていますが、韓国から明るい耳よりニュースが! 昨日の朝鮮日報によると、台湾版「流星花園」日本版「花より男子」に続いて、韓国でも日本の人気コミック「花より男子」のドラマ版が製作される模様。数々のオファーから製作権を勝ち取ったのは、あの「宮」を作った会社のようです。これは期待できそうですね。そして気になるのは、やはりF4の4人を誰が演じるか? ここはやはり、フレッシュな若者たちが起用されることでしょう。放送予定は今年後半のようですが、続報が楽しみです。
2008年2月23日:エディソン・チャンの香港芸能界引退
昨日のアクセス数に異変があり、いつもならアクセストップになる「ザ・ホスピタル」特集を抜いて、エディソン・チャンの関連ページが急増していました。それだけ、関心のある方がいるということでしょうか。
春節をはさんでずっと香港社会を騒がせていたプライベート写真流出事件。本人も被害者であったエディソンが流失源(彼が修理に出したパソコンの写真を修理会社の人間が無断着服して流布)の責任をとり、21日の午後に釈明&謝罪記者会見を開いて、香港芸能界から引退すると宣言しました。写真そのものについては当事者たちの個人責任なので言及は控えますが、よくもわるくも好奇心をそそるものならパッと広がってしまうネット社会のおそろしさを垣間見た気がします。(データの扱いにはくれぐれもご用心を。)それにしても…ちょっと残念。数年前まではともかく、最近のエディソンはかなり成長し、俳優としても歌手としても面白くなっていたからです。アジクロでは『同じ月を見ている』でインタビューもさせていただき、クリップ2号の表紙にもなってもらいました。日本映画、ハリウッド映画にも進出し、『ドッグ・バイト・ドッグ』では迫真の演技を見せてくれたし、チャウ・シンチー・プロデュース&スティーブン・フォン監督で進んでいた映画も楽しみでした(暫時、撮影中断中)。ステディな彼女もできて、公私共にこれから…という時の大きな躓きは、彼にとって大きな試練でもあります。すでに実業家でもあり、芸能活動をしなくても生きて行ける人ですが、香港以外の天地で再び活躍してくれることを願います。
2008年2月18日:ジェイ・チョウ日本武道館公演は大盛況!
約2年ぶりのジェイ・チョウ来日公演。今回もジェイはやってくれましたねえ、盛り沢山のハッピーなコンサートを。思えば、中華圏スターとしてはフェイ・ウォンに次ぐ2人目、華流アイドルとしては初の武道館公演だったわけですが、この盛り上がり方はまるで香港コロシアム?と思わせるほど、客席の方も華やかで賑やかでした。アジコは2日目のみ観賞したのですが、中国語圏の方々も多かったからかもしれません。男性からの声援も多く、また若いカップルの姿も多々見られて、ジェイのファン層の幅広さを感じました。残念だったのは、後から知ったのですが、17日はアジコの好きな「甜甜的」がなかったことくらいかな…。歌の途中で左右のスクリーンに日本語訳が出ていたのも、ジェイの歌の世界を知る上ではよい演出でした。
衣装替えは10回ほどあったでしょうか。昨年、ASIAN倶楽部さんで取材させていただいた時は、上海公演の直後で「13着用意したけど、歌う時間がなくなるので減らすつもり」と言ってましたが、合間に着替える時間が取れる演出になっていたので、そんなに減っていなかったかも? 髪型も基本は『王妃の紋章』スタイルで、珍しくおでこを出していましたが、エクステをつけたり、上に立てたり、前に垂らしたりと、衣装に合わせていろいろ変化をつけていましたね。それから、たまたま座った席のすぐそばに、ジェイのお母様とお婆様が並んで座っておられ(その横にいらした方々も家族と思われ)、ときどき見ていたのですが、お母様はコンサート中ずっとピンクの蛍光棒を振っておられました。
ゲストは今回も弟分の南拳媽媽でしたが、新曲は1曲だけで、後は2年前と同じだったのがちょっと残念。南拳媽媽の新譜『藏寶圖/Treasure Map』はなかなかよいアルバムで、彼らのアーティスト性が強く出た作品なので、もっと新曲を歌って欲しかったです。ま、でも、今回も宇豪との連弾が聴けてよかったですが。…ということで、詳しいレポートは公式写真が届いてからアップしますので、しばしお待ちを。
2008年2月12日:『王妃の紋章』記者会見でジェイ・チョウ来日!
もうすぐジェイの2度目のソロ・コンサート…と思っていたら、一足早く、出演映画『王妃の紋章/満城盡帯黄金甲』のプロモーションで来日してくれました。チョウ・ユンファ&コン・リーという2大国際派スターの共演に加え、ジェイ・チョウとリウ・イエが息子たちとして出演する濃厚な愛憎ドラマ。元は1930年代の中国を背景にした有名な舞台劇「雷雨」(何度か映画化されてます)がベースになっているのですが、チャン・イーモウ監督はそれを唐代後期の物語に置き換え、豪華絢爛な極彩美の中で繰り広げられるおどろおどろしい人間ドラマとして描いています。(エキストラの数がハンパなくもの凄い!)中国では一昨年のクリスマス頃に公開されて、大ヒットを記録。日本では1年半ほど遅れた4月に、やっとの公開となりました。
記者会見に登場したのは、ジェイ・チョウにチャン・イーモウ監督と名プロデューサーのビル・コン。会見では、この映画に出演した俳優&監督としての感想をジェイが、また監督からはジェイを起用した理由や演技・音楽についての感想が話されました。チャン・イーモウ監督はかなりジェイのことを気に入っているようです。リア・ディゾンは会見後に花束贈呈で登場。かなり昔からのジェイ・ファンということで、ゲスト登壇となったようです。会見の詳しい様子は、また後日ご紹介しますね。さて、ジェイはこの前に「笑っていいとも」にも出演した模様。会見後も各種取材を受け、今朝は朝のワイドショーにも出演。このままコンサートまでいるのかな…と思ったら、韓国へ新作『カンフー・ダンク/功夫灌籃』(日本公開予定あり)のPRへ発つ模様。やっぱりジェイはとっても忙しいんですね。そして、いよいよ今週末は武道館ですよ。ファンの皆様、お楽しみに!
2008年2月4日:マイク・ハー&ワン・チュアンイーを雪が歓迎
朝から寒い!と思ったら、雪でした。東京では今年2度目。前回はすぐ雨になって溶けたけれど、今朝は深夜から降りはじめて日中もずっと降っていたので、あちこちが淡い雪化粧に。午後から、「悪魔で候」ファンパーティで来日しているマイク・ハーとワン・チュアンイーの取材にでかけたのですが、二人ともこの銀世界の歓迎に喜んでおりました。(この様子は写真チェック後にアップいたします。)
さて『ラスト、コーション』がいよいよ始まりましたが、皆さんご覧になったでしょうか? とても見応えのある作品ですので、R18だからとか、ベッドシーンが…とか、あまり心配せずに、文芸作品を観賞するつもりで、ぜひお友だちも誘って劇場へ足を運んでくださいね。そして、巻頭特集の会見とジャパンプレミアでは、アン・リー監督が撮りたかったシーンやそこに込めた意図をわかりやすく話してくれています。こちらもぜひお読みください。
2008年1月19日:アーメイの妹、SAYAにベビー誕生!
やっと、昨年取材していた『トゥーランドット』とアーメイのインタビュー他を、まとめてアップしました。巻頭特集がまだ残っていますが、今日からチケット発売ということで優先させていただきました。注目の舞台ですので、皆さんぜひご覧になってくださいね。ところで、そのアーメイの妹のSAYAが無事にご出産。15日の早朝に自然分娩で、女の赤ちゃんを生んだそうです。このおめでたいニュースは、連日『トゥーランドット』の準備で忙しく緊張しているアーメイにとっても、心安らぐ出来事だった様子。本番ステージは家族揃って来日観賞という話でしたが、生まれたてのベビーがいるSAYAは難しいかも?
そろそろ『ラスト、コーション』の記者会見を…と予定していたら、来週末あたり、再び監督&キャスト揃って来日の様子。会見記事が続くかもしれませんが、公開は2月2日ですので、盛り上げていきたいと思います。噂にたがわず、素晴らしい作品です。原作の翻訳本も出ていますので、こちらも合わせてご覧になると、小説と映画の違い、アン・リー監督の描きたかったこと…など理解が深まると思います。残念ながら、日本公開版には若干の修正が入っていますが、香港・台湾でそれぞれ完全版のDVDが出ていますので、気になる方はそちらもどうぞ。それでは、公開をお楽しみに。
2008年1月11日:今年は追悼5周年−レスリー・チャンとアニタ・ムイ
昨夜、突然2004年『Lovers』特集の作品紹介ページへのアクセスが増えていました。皆さんのお目当ては、多分アニタ・ムイの記事。昨夜、アニタが出演している『酔拳2』が地上波で放送されたので、そのせいでしょう。こういう反応ってすぐに出るんですねえ。さすがは、地上波。そして、たくさんの方が関心を持って、検索して来られるのはうれしいことです。アニタ・ムイといえば、香港の美空ひばりと言われるほどの大スターであり大歌手であり、芸能界の大姐ごだった人。故レスリー・チャンとも親しく、日本では西城秀樹や近藤真彦とも交友がありました。そのアニタが享年40歳で亡くなって、今年で5年目。同じ年の4月に逝ったレスリーや、アラン・コーのお父さんのブラッキー・コーも、皆、今年で追悼5周年にあたります。月日の経つのは早いものですね。そして今年、レスリーの命日(4/1)には、香港で追悼5周年記念コンサートが企画されています。このコンサートはツアーも予定されており、日本も入っている模様。ぜひ、実現して欲しいものです。
2008年1月7日:今年もよろしくお願いします。
あけましておめででとうございます。皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか? そろそろ、お餅も食べ飽きた頃でしょうか? いよいよ今年は北京オリンピック・イヤー。各方面で盛り上がることと思いますが、アジクロも心機一転、新たな展開を目標に頑張りたいと思います。2008年もよろしくお願いいたします。
さてさて、年末年始のテレビ特番はあまり見ないのですが、毎日のニュースチェックはしておりました。元旦というと、ジェリー・イエンのお誕生日ですが、2日付の台湾ニュースによれば、今年はファンが募金を募り、「言承旭春蕾小學」という新しい小学校を設立させてお祝いにしたとか。これってすごいことですよね! 幼い頃から苦労人の彼は、家計を助けるために、小学生の頃からすでに働いていたそうです。大晦日〜元旦の頃は掻き入れ時なので、誕生日というより仕事!という思いが強く、ここ数年も元旦には仕事を入れているらしい。(以上、聯合報より)チャリティ活動にも熱心なジェリーなので、その思いをファンも受け継いでいるのでしょうね。チャリティ活動に熱心な芸能人は韓国にも多いのですが、ジェリーと同じような境遇に育ったソ・ジソブ氏も、困難を抱えた子どもたちを助けるチャリティ活動に励んでいるようです。一方、こちらもちょくちょく寄付活動を行っているペ・ヨンジュン氏は、「太王四神記」でMBC演技大賞の大賞を受賞! このドラマはその他にも多数の賞を受賞していました。今年はヨン様ブーム再来?!
(c)「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会
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おめでたいニュースといえば、年末に結婚発表が続きましたね。オダギリ・ジョー&香椎由宇にはびっくりしましたが、これで落ち着いてキム・ギドク監督の新作で演技の研究に励んでいることでしょう。相手役もイ・ナヨンに決まり、どんな作品になるのか楽しみです。オダジョーといえば、アジコの好きなドラマ「時効警察」のコンビ、麻生久美子さんも結婚を発表しましたね。彼女は今月19日から海外初進出でヒロインを演じたイラン映画『ハーフェズ ペルシャの詩』が公開になりますので、ぜひそちらもチェックしてください。結婚といえば、昨年末頃「金城武 結婚」で検索している人が多かったのですが、そんなガセネタでもあったのでしょうか? 『傷だらけの男たち』に続いて『投名状』『レッドクリフ』と立て続けに大作に出演して忙しかったはずなので、そんな噂が立つ余裕もなかったと思うのですが…おっと、『死神の精度』という日本映画にも出演していました。彼が演じるのは、音楽好きな雨男の死神。こちらは3/22より全国公開予定です。そういえば、『レッドクリフ』の撮影もやっと終り、今はたしか新しい邦画の撮影に入っているはず。公開作が次々と続きそうで、金城くんファンにも楽しみな1年となりそうですね。
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